世界あるある(英国留学編)

世界中のあるあるについて書きます。当面は英国留学編です。

イギリスのメシはマズいのか。

よく言われますね。私も渡英前にはいろいろな人からイギリスのメシはマズいぞと言われました。パスポートすら持ってない人からも言われました。きっと、この命題は日本人が抱くステレオタイプなイギリス観の一つなんでしょう。

食べてもいないメシをマズいなどというのはとっても不誠実な態度かと思います。一方で、実際に食べたものに対して「あれはマズいと思った。」「これは美味しいと思った。」という意見を表明するのは、ほかの人の参考になりうるのでとても有益かと思います。そこで、渡英して二週間弱の生活の中で私が実際に食べたものを例に挙げつつ、イギリスでの食事に関して一定の示唆をお伝えできればと思います。言うまでもありませんが、味覚は相対的なものです。言い換えれば※個人の感想です。

美味しいと思ったもの

パン

激ウマ。TescoやSainsbury'sなど大型スーパーの店舗内にはたいていベーカリーが敷設されており、うまそうな小麦の香りをまき散らしています。運よく焼き立てをゲットできれば幸せな気分に浸れます。触感、香り、風味。日本のパンよりも確実においしいです。見るからに甘そうに着色された菓子パンは見た目通りに甘すぎるので避けたほうが良いです。チョコチップが練りこんであるくらいのパンはやはりおいしいです。Tescoの小さいバゲット、四本で£1でした。

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エスニック

うまい。中華、インド、中東、アフリカ……。色々食べましたが、どれもおいしいです。ロンドン市内なら文字通り世界中の料理を食べられる印象があります。なかでもバラマーケットはそこそこリーズナブル(あくまでロンドン水準で)に各国料理をエンジョイできます。郊外に行っても中華、インド、タイくらいはどこの町にもあると思います。写真は、Comptoir Libanaisというレバノン料理のお店で食べた、ラムの肉団子とコメをトマトで煮込んだものです。ミントティーと合わせて£13くらい。イギリス各地に支店がある模様です。激ウマでした。

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野菜、果物、肉

リンゴ、オレンジ、スピナッチ、玉ねぎ、牛肉などを食べましたが、日本よりも安くておいしいと思います。自炊派にはうれしいですね。

出前一丁ハンガリー製)

安定の日清製。間違いないです。あの豚骨の風味です。日本では防御率4点台だったあいつがイギリスでは2点代前半。ハンガリー製ですが味には問題ありませんでした。一袋70pで買いました。

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美味しくないと思ったもの

現地流にアレンジされたエスニック

やばい。大学の食堂でラーメンを食べました。ラーメンにパクチーとかナンプラーとか入れる。麺がパッサパッサ。いろいろ野菜乗せるけど加熱されていない。

料理の説明にArrangedとかFusionとか書いてあると途端にやばくなる印象です。見てわかる地雷です。避けましょう。Genuineとか書いてあれば比較的安全だと思いますが、大学の食堂などではなくできるだけ専門店っぽいところで挑戦しましょう。

その他

上記した以外にもサンドイッチやイングリッシュブレックファーストなどいろいろ食べましたが、特に美味しくもなくマズくもない印象です。サンドイッチに関しては、日本のコンビニのサンドイッチとは違って具が外から見えないところにもいっぱい入っています。£3から£5くらいです。もう食べたくないとまでは思いませんが、積極的に食べたいとも思わない感じです。

結論、何を食べるべきか

現地人が調理したエスニック、パン、パンに肉を挟んだもの、自炊。これらの選択肢がなければサンドイッチ。これでしのげると思います。